腱板断裂
腱板断裂 2004年12月13日
「肩の森。 意外に多い腱板断裂 」をガイドする♪
◆さて、先週は方の森の奥地。「腱板」についてガイドしました。
「テコの原理」で腕を持ち上げる際の支点になっていましたよね。
今週はその「腱板の断裂」についてガイドします。
支点を失った肩関節の障害は如何に?
では、さっそくまいりましょうね!
◆腱板(けんばん)の老化 > 40代からは要注意!
先週、外側についている「アウターマッスル」と内側にある
「インナーマッスル」についてガイドしました。
肩ではアウターマッスルは三角筋(さんかくきん)、インナーマッスル
が4つの筋肉からなる腱板でしたよね。
実は、40代になってくると外の三角筋は問題ないのですが、中の腱板
は少しずつ変性してきます。そう、一言でいえば「老化」です。
◆腱板(けんばん)の弱点
肩を挙げるとき、上腕骨の大結節(だいけっせつ)が肩峰(けんぽう)
つまり、肩の峰の下をくぐります。
そのときに、大結節に付いている腱板が僅かですが、擦れるのです。
そして、何より腱板には大きな弱点があります。
それは...
1)構造的に弱い
2)血流が悪い
40年以上にわたって何回も何十万回も肩を挙げますから、当然擦れて
傷んできます。
さらに、血流が悪いので、一度傷んでしまうとなかなか修復されません。
◆腱板損傷・断裂の症状 > 痛みと機能低下
テコの支点となる腱板が傷めば、当然支点が定まりません。
二の腕の「力こぶ」の筋肉(上腕二頭筋)が腱板の代わりとして腕を挙げ
ようと頑張りますが、支点を失った肩は思うように挙がらなくなります。
腱板が切れれば、骨頭がむき出しになり、骨と骨が擦れてきます。
ここまでくると、その痛みは相当なものです。。。
主な症状は痛みと機能低下です。
1)頑固な痛み(夜間痛や安静時痛)
2)挙上制限
(注)なお、診断は診察とMRIで可能です。
また、治療は症状によりますが、注射やリハビリなどの保存的治療。
疼痛や機能低下の著しい場合は手術が必要になります。
さて、「肩の森」の核となる腱板まで足を踏み入れました。
未開の地。肩の森はまだまだ深いようです。
来週はいよいよ「五十肩」についてガイドしますね。
お・た・の・し・み に!
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